リレーメッセージ
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三重喉友会
三重喉友会代表の塚本明雄です。
私は55歳1999年10月に「喉頭がん」がみつかり、12月に喉頭摘出手術をして、声がでなくなりました。
手術をする前は声が出なくなり、話せなくなると言うことが実感出来ませんでしたが、術後は声が出なくなった自分でありました。
幸い、喉頭摘出手術をされた先輩や看護師さんが励まして下さり元気づけられました。手術後、退院してから発声訓練に励み半年後「ア」と言う声が出た時は嬉しかったです。その後訓練を続けて、約5年位で通常の会話が出来るようになりました。
現在私は三重県内の同じように声帯を取って声が出なくなった方々のお世話をしています。発声訓練をして、普通に会話が出来るようになり職場や社会に戻れるようにお手伝いしています。毎月、市立四日市病院、三重大学病院、伊勢赤十字病院、尾鷲総合病院で発声訓練教室を行っており、各教室でその人に合った訓練をしています。
又、家族の方から発声訓練の方法や、健康相談をアドバイスしております。がんになり声帯をなくしても、発声訓練をして第2の声で普通の会話が出来るようになり、このような活動が出来ることに感謝して、前向きに喉友会の皆様とご一緒に歩んで行きたいです。